仙道について、いろいろ1


 ここでは仙道というものについて、自分が考えたりした事を纏まりなく、いろいろと書いていこうと思います。ここに書いてある事柄については、あくまでも、私がこの文を書いた当時、仙道についてそういう考えを持っていたというものですので、結構間違ったりいい加減なところもあると思います。その辺は読者の人も理解して、ここに書いている事は参考にする程度の感じで読むようにしてやって下さい。

まず最初に

 
 まず、仙道をはじめる人、特に学研の高藤氏の著作を見て始めようと思っている人に最初に気をつけてもらいたいのが、仙道という修行にそんなに期待しない方が良いですよ、という事です。高藤氏の学研の著作を読んでると、大周天になると六具神通が開くとか、仙道魔術では空間が歪んで異次元への入り口を開いたとか、結構、凄いことが書いてありますが、そういうのは鵜呑みにしない方が良いと思います。現象に対する「主観的な記述」と言うものはよく、「客観的な現実」とかけ離れることがあります。そして、そういった凄い煽り文句に引かれて仙道をはじめたけど、小周天の段階であまり修行による変化がみられないので、阿呆らしくなったり、仙道ってやっぱり難しいもんなんだと思ってしまって仙道の修行自体をやめてしまう人が、かなり多いように感じます。これは、私自身もそういったところがあったので、よく解ります(笑)。
 
 仙道というものは、基本的には健康と不老長寿、そして人生を楽しく過ごしていくための考えを学ぶものだと理解する方が良いと思います。よく悪因縁を引っ付けてる人は、こういったオカルト的な修行にものすごく惹かれてしまう事があります。その修行を行なえば、とても凄い力が得られ現実生活でも思うが侭に振舞えると思ってしまい、修行の方にばかり、人生の重点をかけてはまり込んでしまいます。そして、そういった人は現実の生活をおろそかにして、修行も現実生活も共にだいなしにしてしまうのです。ここを読まれてる読者の方はそういった事態には陥らないようにしてください。
 
 こう書くと、じゃぁ、仙道を修行しても何の意味も無いやって考えてしまい、やめてしまおうと考える人もいるかもしれません。しかし、ここで書いてる事の主旨は、初心者に仙道をやめろと言ってるのでは無く、あまり仙道というものに変な期待を持ちすぎると、ちょっと修行をして効果が出ないと、すぐ修行をやめてしまう事を考えてしまいやすいので、焦らずゆっくりとあまり期待をせず生活の一部みたいな感じで修行を行なっていくようにしてください、という事ですので勘違いしないで下さい。

仙道で出来ること

 
 上でかなり仙道は何も出来ないような事を書きましたが、私の経験上、仙道をやってると少なくとも次のような事は出来るようになると思います。まずは人の考えが何となく解る。ただ、相手の人に自分が仙道をやっている事を知られていると、身構えられてしまい、なかなか読めなくなります。あと、こちらが相手に対して執着を持ってしまっている場合も、自分の願望や欲が入ってしまうために相手の気が解らなくなってしまうことが多いです。こちらの意識を冷静に虚にして、相手が他のことを考えたりしているような、こちらに意識をかけてないときに相手の意識を感じる方法が一番解りやすいです。次に、人や場所、ものが何となく自分にとって良いものか悪いものか解るようになります。だから、あまり悪いものには近づかないようになります。ただ、星の誘いや、本人の因縁的なもの、オカルト的なものが絡むと、いろいろと巻き込まれる事がありますが。

小周天と健康

 
 仙道の初歩の修行である小周天では健康を得られるとしていますが、これもあまり大きく受け取らないようにしてください。食事に気をつけたり、外功などを行なって気血の流れがよくなるため、たしかに風邪とかはあまり引かなくなり、普段でも体が軽く感じ活発に動き回れるようにはなりますが、修行をサボるとすぐ効果は弱くなりますし、先天的な因縁による病気は、修行がかなりの段階まで進まないと治らないものです。また、器質的な病気、例えば腕が切れたといったものは、まず仙道では治りません。あまり仙道を万能視しないように。

素質について

 
 仙道を行なう場合、その人の素質が、かなりものを言います。私の経験から、気にたいして、とても敏感な人は仙道を教えられるとさっさと感気を済ませて、すぐにある程度の気を使って小周天を済ましてしまったりします。その早さは本当にあっというまな感じです。また、若くて元気が余ってるなどして元々精気が強い人はあまり命功をしなくてもすぐに衡脈を開いて初歩の大周天の段階までいたってしまう人もいます。元々、仙道の修行法はいろんなものが総合的に組み合わさって出来上がってるものです。ある段階の修行を全てすませてしまわないと、次の段階の能力が得られないという訳ではありません。仙道の修行を行なう人は、自分のどんなところが優れているか、どんなところが欠けているかをよく見極め、効率的に修行を行なうように心がけてください.
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