ユング心理学関係参考書籍


 こちらでは、ユングの心理学の関連書籍を紹介します。書籍についてはユング自身も多くの書籍を著していますが、彼の文は入門者には難しいものが多くなっています。興味を持ったばかりの方は、彼自身の書をいきなり読むよりも、その研究者の方々の書いた書籍から読んで行く方が理解しやすいでしょう。ユングの心理学は世界中で多くの研究者が様々な研究書を出版しており、日本でも秋山さと子氏や、河合隼雄氏を筆頭として解説書が出版されているので、その方達の書から入られるのも良いでしょう。

ユングの心理学

 
出版社  講談社現代新書
筆者   秋山さと子
定価   550円
 
 ユングの幼児期の体験や家庭環境、フロイトとの出会いと別離、そして彼自身の心理学論の発展へと、ユングの生涯を辿りながら、その学問的軌跡を追う書。ユングの心理学論の入門書として、良い一冊といえるでしょう。

ユングの性格分析

 
出版社  講談社現代新書
筆者   秋山さと子
定価   600円
 
 人は皆、様々な性格を持つものです。ユングは、それらを大きく外向的態度と内向的態度の2つの「態度」に分け、そしてさらに思考、感情、感覚、直観の四つの「機能」に分けた、全部で八つの性格論として展開しました。この書は、その性格論についての紹介と分析を行う書です。

夢診断

 
出版社  講談社現代新書
筆者   秋山さと子
定価   550円
 
 「夢」についての紹介、その解釈や分析について触れるところから始まり、ユング論での元型とイメージ論についての紹介を行います。そして筆者自身の夢や夏目漱石の「夢十夜」などを題材に、「夢」に秘められた大いなる可能性について紹介していく一書です。

ユングとオカルト

 
出版社  講談社現代新書
筆者   秋山さと子
定価   600円
 
 スイスの心理学者であり精神科医でもあったユングは、しかし、科学にもとづいた、その合理的思想の奥底に、古代より伝わるオカルトの影響を大きく受けていました。この書は、古代異教文化のヘルメス学やグノーシス主義、錬金術などの紹介と、それらのオカルト論が如何にユングへ影響を与えたかの紹介をします。

ユング自伝 1

 
出版社  みすず書房
著者   C・G・ユング
編者   アニエラ・ヤッフェ
訳者   河合隼雄・他
定価   2800円
 
 ユングの分析心理学の理論はどのようにして生まれたか?。彼自身の生涯を追って、それをより深く理解しようとする一書。1と2に分かれ、1は彼の幼年時代から、フロイトとの対峙への人生の前半を書きます。

ユング自伝 2

 
出版社  みすず書房
著者   C・G・ユング
編者   アニエラ・ヤッフェ
訳者   河合隼雄・他
定価   2800円
 
2は彼の人生の後半を書きます。

エセンシャル・ユング

 
出版社  創元社
編者   アンソニー・ストー
監修者  山中康裕
訳者   管野信夫・他
定価   3800円
 
 ユングはその生涯に膨大な量の著作や論文を残しました。この書は、代表的な著作や諸論文からの精選抜粋集ともいうべき書です。ユングがどのような書を著したか、その概観を知りたい場合に優れた書であるといえるでしょう。

The Collected Works of C.G.Jung: Complete Digital Edition

 
出版社  Princeton Unibversity Press
著者   C・G・ユング
編者   Gerhard Adler・他
定価   $499(Kindle版は30370円)
 
 「ユング全集」の英訳のVol01-19の電子ブック版。本格的にユングについて学びたくなったら、入手するとよいでしょう。収録されている各論の一覧についてはhttp://www.ihp.sinica.edu.tw/~medicine/book/Jung.htmlを参照してください(電子ブック版では18巻はThe Symbolic Life: Miscellaneous Writings、第19巻はGeneral Bibliographyになっています)。また、ユングの各論は邦訳も多く出ています。邦訳された論の一覧はhttp://www.ic.nanzan-u.ac.jp/~mwatanab/links/jungbib-a.htmで紹介してもらえているので、参考にさせてもらうと良いでしょう。

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