ソロモンの大きな鍵

水星の護符


 
 水星の第1の護符。この護符は、天空の下にある霊を呼び出すのに使えるであろう。外側の円のヘブライ文字はIHKAL、内側のヘブライ文字はAGIALの霊の名前を構成している。以上が、この護符に関する伝統的な説明である。水星は西欧神秘伝統的には知性や商売。社交性。弁舌。小旅行などといった事柄に関する秘力を象徴するとされる。水星の護符は、水星の霊の秘力により、こういった事柄に関係するものや状態を制御するのに役立つだろう。この護符ならば具体的には、旅行、特に天空という事で飛行機旅行の安全を祈ったりするのに適している。

 
 水星の第2の護符。この護符の中に書かれている霊は、他の何者にも従わず、自然の理に反するものを助けるであろう。彼らは答えを得ることは容易いが、見ることは難しい。円の中に書かれているのは、BVALと他の霊達の名前である。以上が、この護符に関する伝統的な説明である。自然の理に反する様な事柄、特に水星に絡み、科学等の定説を覆す様な発見を得るための研究。また、議論等において大多数の意見を覆し、自分の意見を通したいときなどに用いれるであろう。

 
 水星の第3の護符。この護符は水星の影響下にある霊達、特にこの護符の中に書かれている水星の霊達を呼び出すのに用いる事ができるであろう。円の中には、水星の神秘図形とKVKBIAL、GDVRIH、SAVNIH、ChKMHIALの霊の名前がヘブライ文字で書かれている。(メイザースの説明ではGdoriahの霊の名前がGheoriahになっている) 。以上が、この護符に関する伝統的な説明である。第1の護符同様、水星に関する秘力を制御するのに用いれるであろう。
 

 
 水星の第4の護符。この護符は、全ての被造物に関する知識と理解、更に隠されたものごとを追求し理解する事に適しているであろう。また、使節であるAllatoriと呼ばれる霊達に命令する事ができる。彼らはすぐに従うであろう。中心には神の御名ALが書かれ、十二芒星の中には「イェホヴァよ。貴方の心をしずめ、うつろを制したまえ」がヘブライ語で書かれている。また、円の周りには「叡智と徳は彼の家にあり。そして、全てのものごとの知識は彼と永遠にあり」がラテン語で書かれている。以上がこの護符に関する伝統的な説明である。この護符は特に知識を高めるのに用いれるであろう。

 
 水星の第5の護符。この護符は、水星の霊達に命令を下し、誰も開けることのできない閉じられたドアを開ける事ができるであろう。円の中にはヘブライ文字でAL、AB、IHVHの名が書かれている。円の周りには詩篇第24章7節より「門よ、こうべをあげよ。とこしえの戸よ、あがれ。栄光の王が入られる」が書かれている。以上がこの護符に関する伝統的な説明である。この護符は特に閉ざされし何かを開く事。例えば、水星の影響下にある様々な研究において新しい発見をする等に用いれるであろう。

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