教育コースを学ぶ際の心得



科学の基礎的な学問から最新の学問も
出来る限り学んでいこうとすること

 次に、学徒は古代から伝わる秘教的な教えを学んでいるからといって、いたずらに古代の知恵に拘る事の無いように心がけてほしい。よく、古代の知恵を学ぶ学徒が間違えやすいこととして、古代の知恵こそが本当の学問であり、現在の科学は間違った低次な教えであると考えてしまう事がある。
 
 確かに、古代の知恵の内には現在の科学には未だ無い、様々な有用な情報が含まれている。しかし、その中には一緒に様々な誤った情報も含まれる事が多い。それらの情報を正しく取捨選択し、自分にとって真の意味で活きた知恵としていくためには、現在の科学の様々な基礎的な学問を習得しておく事が必要なのだ。
 
 また、秘教の伝統というものは、古代においては、その当時としての「最新の学問」である事も多かったという事も忘れないでほしい。古代の人たちの真摯に神秘行を学んでいた人たちは、その多くが、そういった観点で秘教伝統を学んでいたのだろう。それが現在において、最新の学問を学ばずに古代の知恵ばかりを学ぶのは、全く逆向きの考え違いであるといえる。それらをよく理解した上で、学徒はこの秘教の伝統を継ぐ体系を学んでいって欲しい。
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